キッチン

ミキサー・ブレンダーの選び方|容量・氷・スープ・お手入れで失敗しない7つのポイント

自宅でスムージーやジュース、スープなどを作りたいときに便利なミキサー・ブレンダー。

購入しようとすると、据え置き型のミキサー、持ち運びやすいコンパクトタイプ、ハンドブレンダーなど、さまざまな種類があります。

さらに、氷や冷凍フルーツを砕けるか、温かいスープを作れるか、容器をそのまま持ち運べるかなど、対応する機能も異なります。

見た目や価格だけで選ぶと、作りたい料理に使えなかったり、洗うのが面倒で出番が減ったりすることがあります。

この記事では、ミキサー・ブレンダーを選ぶときに確認したい7つのポイントを解説します。

ミキサー・ブレンダー診断を試す

1.ミキサー・ハンドブレンダーなどの違いを知る

まずは、どのような使い方をしたいかによって製品の種類を選びましょう。

据え置き型ミキサー

専用の容器に食材を入れ、底部などにある刃を回転させてかくはんするタイプです。

スムージーやジュースをまとめて作りたい人に向いています。

容器の容量が大きい製品なら、家族分を一度に作ることもできます。

ただし、容器や本体のサイズが大きく、洗浄や収納にスペースが必要になる場合があります。

コンパクト・パーソナルタイプ

1人分のドリンクを作ることを想定した小型の製品です。

少量を手軽に作りたい場合に候補になります。

製品によっては、かくはん用の容器に専用の飲み口やふたを取り付け、そのまま飲んだり持ち運んだりできます。

ただし、すべての製品で持ち運びできるわけではありません。

ハンドブレンダー

手に持った本体の先端にある刃などを回転させ、鍋や専用容器の中で食材をかくはんするタイプです。

スープやペーストなどを作りたい場合に便利です。

ただし、熱い食材への対応や使用できる容器は機種ごとに異なります。

多機能タイプ

専用アタッチメントを交換して、刻む、泡立てる、混ぜるといった作業に対応する製品もあります。

ただし、付属するアタッチメントと使える食材を確認しましょう。

ミキサーとジューサーは別

一般的なミキサーは、食材をかくはんして飲み物などを作ります。

一方、ジューサーは食材から果汁などを分離して取り出す方式の製品があります。

作りたいものによって選びましょう。

2.300〜500mL・1Lなど容量から選ぶ

ミキサーの容量は、一度に作りたい量で選びます。

300〜500mL前後

1人分のスムージーやドリンクを作りたい場合に候補になります。

比較的コンパクトな製品が多く、収納場所を抑えたい人にも向いています。

700〜1000mL前後

複数人分のドリンクや、料理に使うソースなどをまとめて作りたい場合に候補になります。

ただし、同じ容量でも容器の形状や使用できる食材が異なります。

1L以上

家族分をまとめて作りたい場合や、作る量が多い人に向いています。

一方で、本体が大きくなったり、容器を洗う負担が増えたりする場合があります。

最大容量と最小容量

表示される容量は、一般的に容器に入れられる量の目安です。

ただし、実際にかくはんできる量には上限や下限がある場合があります。

少量の食材だけでは刃が十分に届かない製品もあるため、対応する使用量を確認してください。

食材によって必要な余裕が違う

固形物が多い場合や泡立つ飲み物を作る場合は、液体だけの場合と同じ量を入れられるとは限りません。

メーカーが指定する最大投入量を守りましょう。

3.氷・冷凍フルーツに対応しているか確認する

冷たいスムージーやフローズンドリンクを作りたい人は、氷への対応を確認しましょう。

氷対応の製品

氷を砕くことができるミキサーがあります。

ただし、対応している氷の大きさや種類、投入できる個数は機種によって異なります。

家庭用の角氷と市販の氷

家庭用冷蔵庫で作った氷に対応していても、市販の大きな氷や硬い氷の塊には対応しない場合があります。

パナソニックのミキサーでも、使用できる氷の大きさや種類が指定されている製品があります。

冷凍フルーツ

氷に対応する製品でも、すべての冷凍フルーツをそのまま砕けるとは限りません。

特に大きな塊や、カチカチに凍った食材は注意が必要です。

モーターの負荷

硬い食材を無理に回すと、モーターに負担がかかったり、安全装置が作動したりする場合があります。

製品の対応食材と、投入する順番や水分量を確認してください。

回転数だけでは判断できない

高速回転を特徴とする製品もありますが、回転数だけで氷への対応や仕上がりが決まるわけではありません。

刃の構造、容器、モーターの制御なども関係します。

「氷対応」と明記されているかを優先して確認しましょう。

4.温かいスープに使えるか確認する

ミキサー・ブレンダーは、スープ作りに使いたいという人も多い家電です。

ただし、温かい食材への対応は製品によって異なります。

冷ました食材をかくはんするタイプ

一般的なミキサーには、高温の液体を入れられない製品があります。

作ったスープの材料を冷ましてからかくはんし、別の鍋で温める使い方になる場合があります。

耐熱容器を備えたタイプ

一定の温度までの食材に対応する容器を備えた製品があります。

ただし、耐熱容器だからといって、沸騰直後のスープを安全にかくはんできるとは限りません。

使用できる温度とふたの取り扱いを確認してください。

加熱機能付き

食材のかくはんに加え、本体で加熱調理できる製品もあります。

温かいスープを作りたい人には便利な場合がありますが、対応するメニューや最大容量は機種によって異なります。

ハンドブレンダーで鍋の中をかくはんする場合

ハンドブレンダーには、鍋の中で使用できる製品もあります。

ただし、使用時の温度や鍋の材質、刃を当ててはいけない場所などに制限がある場合があります。

高温の液体は飛び散るとやけどにつながるため、取扱説明書の条件を守りましょう。

高温の液体は特に注意

密閉に近い容器で高温の液体をかくはんすると、蒸気や圧力によって内容物が噴き出す危険があります。

メーカーが許可していない高温調理は行わないでください。

5.持ち運び・操作・運転音を比較する

日常的に使うなら、作るときの手軽さも重要です。

ボトルのまま持ち運べるタイプ

作ったドリンクを専用の容器ごと持ち運べる製品があります。

朝にスムージーを作り、通勤や外出先で飲みたい人に便利です。

ただし、飲み口や持ち運び用のふたが付属するか確認しましょう。

ダイヤル式・ボタン式

シンプルなボタンだけで操作する製品や、回転速度を細かく設定できる製品があります。

毎日使う機能を操作しやすいかが重要です。

自動プログラム

スムージーや氷など、用途に応じたプログラムを備えた製品があります。

ただし、自動メニューがあっても、対応食材や投入量の条件は守る必要があります。

運転音

ミキサーは刃とモーターを高速で動かすため、運転音が発生します。

朝早く使う人や集合住宅で使う人は、メーカーの静音性に関する説明を確認しましょう。

本体の大きさ

キッチンに置いたまま使う場合は、幅・奥行き・高さを確認しましょう。

収納する場合は、本体と容器を分けて保管するスペースも考えてください。

6.分解・洗浄・食洗機対応を確認する

ミキサー・ブレンダーは、使用後のお手入れのしやすさも重要です。

容器の取り外し

容器を本体から取り外せる製品があります。

洗いやすい構造かを確認しましょう。

刃の取り外し

刃の部分を取り外して洗える製品もあります。

ただし、刃は鋭いため、洗浄中にけがをしないよう注意が必要です。

パッキン

容器の接続部分にパッキンを備えた製品があります。

汚れが残りやすい部分でもあるため、分解して洗えるか確認しましょう。

食洗機対応

容器やふたなどを食洗機で洗える製品があります。

ただし、刃やパッキンは対応しない場合があります。

部品ごとの洗浄条件を確認してください。

本体と電気部品

モーターを内蔵した本体を水洗いできるとは限りません。

電源プラグを抜き、メーカーが指定する方法でお手入れしてください。

長く使うために

食品が付着したまま放置せず、使用後は適切に洗浄・乾燥させることが大切です。

洗いやすさは、毎日使い続けられるかを左右するポイントになります。

7.安全機能・連続運転時間・予算を考える

最後に、安心して使えるかと購入費用を確認しましょう。

安全ロック

容器が正しくセットされていないと運転しない仕組みを備えた製品があります。

ただし、安全機能があっても、使用中に刃や可動部分へ触れないようにしてください。

連続運転時間

ミキサーには、連続して使用できる時間や、再使用までの休止時間が指定されている製品があります。

長時間の連続運転はモーターの過熱につながる場合があるため、説明書を守りましょう。

固い食材や粘り気のある食材

氷以外にも、コーヒー豆、乾燥食材、粘り気の強い食材などを使用できない製品があります。

無理に加工しないようにしましょう。

容器の材質

ガラス製や樹脂製などの容器があります。

重量、割れにくさ、耐熱性、洗いやすさなどを比較しましょう。

ただし、材質だけで安全性や使用可能な温度は決まりません。

予算

高価格帯には、自動プログラムや強力なかくはん機能などを備えた製品もあります。

ただし、価格だけで判断せず、作りたいもの、容量、お手入れ、安全機能を優先してください。

ミキサー・ブレンダー選びでありがちな5つの失敗

容量だけで選ぶ

少量をかくはんできるか、実際の投入可能量を確認しましょう。

氷や冷凍フルーツを何でも砕けると思う

対応する氷の大きさや食材の条件は機種によって異なります。

スープ対応なら熱い液体をそのまま入れられると思う

加熱機能の有無、耐熱温度、ふたの使用条件などを確認しましょう。

お手入れを考えない

刃やパッキンの洗浄方法によって、日常の手間が変わります。

長時間連続で使えると思う

連続運転時間や休止時間が指定されている場合があります。

迷ったら「用途 → 容量 → 氷・スープ → 洗いやすさ → 予算」

ミキサー・ブレンダーを選ぶときは、まずスムージー、冷凍フルーツ、スープなど、何を作りたいかを決めましょう。

次に、一度に作る量を整理します。

そのうえで氷への対応、温かい食材の扱い、持ち運び、操作性、お手入れ、予算を比較してください。

よく使うメニューを無理なく作れる製品を選びましょう。

自分で比較するのが大変なら診断

ぴったり診断ナビでは、ミキサー・ブレンダーの選び方診断を公開しています。

重視すること、作る量、氷・冷凍フルーツ、温かいスープ、持ち運び、使いやすさ、予算の7問から、自分の条件に合う候補を絞れます。

ミキサー・ブレンダー診断を試す

よくある質問

ミキサーとハンドブレンダーはどちらがいい?

スムージーをまとめて作るなら据え置き型、鍋や専用容器でスープ・ペーストなどを作るならハンドブレンダーが候補です。対応する食材も確認しましょう。

ミキサーなら氷を砕ける?

すべてのミキサーが氷に対応するわけではありません。使用可能な氷の種類や大きさを確認してください。

温かいスープをそのまま入れていい?

製品によって異なります。高温食材に対応していない製品へ熱い液体を入れることは避け、メーカーの使用条件を確認しましょう。

食洗機で丸洗いできる?

容器やふたなどの一部が対応する製品があります。ただし、刃や電気部品などは別の取り扱いが必要な場合があります。

まとめ

ミキサー・ブレンダー選びでは、製品の種類、容量、氷・冷凍フルーツへの対応、温かいスープ、持ち運び、操作性、お手入れ、安全性、予算を確認しましょう。

特に重要なのは、自分が作りたい料理や飲み物に対応していることです。

毎日無理なく使い続けられる製品を選びましょう。