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ドライヤーの寿命は何年?焦げ臭い・温風が出ない・異音と買い替え時期

毎日使っているドライヤーから焦げ臭いにおいがする。以前より風が弱くなったり、突然冷風しか出なくなったりすると、故障や寿命が気になるものです。

ドライヤーは高温の風を発生させる電気製品です。吸込口にほこりや髪の毛がたまると運転に影響することがあり、電源コードの断線によって事故が発生する場合もあります。

特に焦げ臭さや火花、異常な発熱がある場合は、使い続けず安全を優先することが大切です。

この記事では、ドライヤーの寿命の考え方、故障サイン、お手入れ、修理と買い替えの判断方法を紹介します。

1.ドライヤーの寿命は何年?

使用できる年数は機種と使い方で異なる

ドライヤーの寿命は、機種や使用頻度、保管方法などによって変わります。

毎日家族で長時間使う場合と、短時間しか使用しない場合では、モーターやスイッチなどの使用状況も異なります。

温風を作るヒーター、風を送るファン、電源コードなど、複数の部品の状態も関係します。

そのため、購入から何年経ったかだけで買い替えを判断することはできません。

補修用性能部品の保有期間

例えばパナソニックでは、ドライヤー関連製品の補修用性能部品を製造打ち切り後5年間保有すると案内しています。

この5年間は購入後の寿命を示すものではありません。

修理を検討する際には、型番や製造終了時期、部品の供給状況を確認しましょう。

使用年数より安全状態を優先する

購入からそれほど時間が経っていなくても、異常な発熱や火花などがある場合は使用を中止する必要があります。

一方、長年使用している場合でも、不具合の内容によって修理できることがあります。

ただし、安全に関わる故障が疑われる場合は、自己判断で使い続けないようにしましょう。

2.買い替えを考えたい5つの故障サイン

① 焦げ臭いにおいがする

ドライヤーを使っているときに焦げ臭さを感じた場合は、使用を中止してください。

吸込口へ髪の毛やほこりが入り込んでいる場合もありますが、内部の電気部品などに問題が起きている可能性もあります。

原因がわからない場合は、メーカーへ相談しましょう。

② 温風が出ず、冷風しか出ない

温風モードにしているのに冷風しか出ない場合です。

冷風設定になっていないか確認し、温度調節機能の動作条件も説明書で確認しましょう。

正常な設定でも温風が出ない場合は、ヒーターや温度制御部分などに不具合がある可能性があります。

内部を分解せず、修理を相談してください。

③ 風量が以前より弱くなった

以前より風が弱く、髪を乾かす時間が長くなった場合があります。

吸込口にほこりや髪の毛がたまると、空気の流れが悪くなることがあります。

メーカー指定の方法で清掃しても改善しない場合は、点検を依頼しましょう。

④ 異音や振動が発生する

以前とは異なる大きな音や振動が続く場合です。

内部に異物が入り込んだり、ファンなどの部品に問題が起きたりしている可能性があります。

異常音が続く場合は運転を中止してください。

⑤ 使用中に電源が切れる・コードから火花が出る

電源が突然切れたり、コードの角度によって通電状態が変わったりする症状には注意が必要です。

コード内部の断線が進んでいる場合、発熱や火花が発生するおそれがあります。

電源コードやプラグに異常がある場合は、直ちに使用を中止してください。

コードを動かして通電を試したり、テープを巻いて使い続けたりしないでください。

3.ドライヤーの電源コードに注意

ドライヤーの事故で気を付けたいのが、電源コードの断線です。

製品評価技術基盤機構(NITE)では、ドライヤーのコードを繰り返し折り曲げたり、本体へ強く巻き付けたりすることで、内部が断線し火花が発生する事故を紹介しています。

本体にコードを巻き付けない

収納するときにコードを本体へきつく巻き付けると、根元などに負担がかかります。

コードのねじれや折れ曲がりを避け、メーカーが指定する方法で保管しましょう。

コードを引っ張って抜かない

コンセントから抜く場合は、コードではなくプラグを持ちましょう。

コードを強く引っ張ることは避けてください。

コードの異常を見逃さない

被覆の破れ、変形、異常な発熱などがある場合は使用を中止してください。

見た目に異常がなくても、使用中に電源が断続的に切れる場合などは点検が必要です。

4.風量が弱いときに確認できること

吸込口のほこり

ドライヤーの吸込口にほこりや髪の毛が付着すると、風量が低下することがあります。

電源プラグを抜き、本体が十分冷めてから、メーカー指定の方法で清掃しましょう。

フィルターの状態

取り外しできるフィルターを搭載した製品もあります。

取り外しや水洗いが可能かどうかは機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

運転モード

低風量モードや温度調節モードでは、風の強さや温度が変わる場合があります。

以前と同じモードを使っているか確認しましょう。

異常がある場合は清掃だけで判断しない

焦げ臭さ、異常な発熱、火花、コードの異常などがある場合は、お手入れして再使用する前にメーカーへ相談してください。

内部の分解や電気部品の修理は避けましょう。

5.修理と買い替えの判断表

修理と買い替えの判断表
状況確認すること判断の方向性
風量が弱い吸込口・フィルター・設定異常がなければ指定のお手入れ
冷風しか出ない温度モード・設定改善しなければ修理相談
異音が続く音の状態・安全確保使用停止・点検
焦げ臭い安全確保直ちに使用停止
コードが傷んでいる被覆・プラグの状態使用停止・メーカー相談
通電が不安定電源コード・本体の異常使用停止・点検
古い機種で修理費が高い見積もり・部品供給買い替えを比較

6.修理費と買い替え費用を比較する

ドライヤーの修理費用は、故障した部品や製品の種類によって異なります。

購入価格が比較的安い製品では、修理費用が新品価格に近くなる場合があります。

高機能なドライヤーでは、修理サービスや保証の利用も選択肢になります。

メーカーへ相談するときは、次の項目を確認しましょう。

  • 保証期間内かどうか
  • 故障箇所
  • 修理総額
  • 部品の供給状況
  • 修理後の保証
  • 新品の購入価格

安全上の問題が疑われる場合は、修理費用を比較する間も使用を控えましょう。

7.古いドライヤーの処分方法

家庭用ドライヤーは、家電リサイクル法の4品目には含まれません。

自治体によって不燃ごみや小型家電回収など、処分方法が異なります。

販売店が回収サービスを行っている場合もあります。

処分するときは、自治体や販売店の案内を確認してください。

コードが破損している製品でも、自分で分解したり修理したりする必要はありません。

8.買い替えるなら何を重視する?

速乾性

髪を乾かす時間を短くしたい場合は、風量だけでなく風の当たり方や温度制御も確認しましょう。

温度調節

高温になりすぎることが気になる場合は、温度を細かく調節できる製品が候補になります。

重さ

髪の長い人や家族で使う場合は、持ちやすさや本体の重さも重要です。

お手入れのしやすさ

吸込口やフィルターの清掃方法を確認しましょう。

ヘアケア機能

髪のまとまりや乾燥後の仕上がりを重視する場合は、搭載機能や使い方を比較しましょう。

詳しくはドライヤーの選び方で紹介しています。

髪の長さや毛量、使いやすさ、予算から候補を探したい場合は、ドライヤー診断を利用できます。

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9.よくある質問

ドライヤーは5年で寿命になる?

5年という数字は、メーカーが案内する補修用性能部品の保有期間の一例です。購入後5年間という意味ではなく、製造打ち切り後から数えます。

焦げ臭くても使える?

焦げ臭さがある場合は使用を中止してください。内部の異常が疑われるため、メーカーへ相談しましょう。

冷風しか出ない場合は故障?

温度設定や運転モードが関係する場合があります。正常な設定でも温風が出ない場合は点検を依頼してください。

ドライヤーのコードをテープで補修して使える?

断線や破損が疑われるコードを自己修理して使い続けることは避けてください。メーカーへ相談しましょう。