洗濯機の選び方|縦型・ドラム式・容量・乾燥で失敗しない7つのポイント
公開日:2026年10月7日
洗濯機を選ぼうとすると、最初に迷うのが「縦型とドラム式のどちらにするか」ではないでしょうか。
しかし、洗濯機選びで確認したいのは形だけではありません。
- 何人分を洗うか
- 何日分をまとめて洗うか
- 乾燥まで任せたいか
- 洗濯機置き場に入るか
- ドアやふたを開けられるか
- お手入れのしやすさ
- 本体価格や電気・水道代
など、生活スタイルによって合う洗濯機は変わります。
この記事では、洗濯機を選ぶときに確認したい7つのポイントを順番に解説します。
条件を一つずつ比較するのが大変な方は、「ぴったり診断ナビ」の洗濯機診断も利用できます。
7つの質問に答えるだけで、家族人数、乾燥機能、設置性、洗浄力、使いやすさ、予算などから候補を3台に絞れます。
1.まずは縦型とドラム式の違いを知る
洗濯機は、大きく分けると縦型とドラム式があります。
どちらが優れているというより、重視するポイントによって向いているタイプが変わります。
縦型洗濯機
縦型は、上から洗濯物を出し入れする一般的なタイプです。
比較的本体価格を抑えやすく、さまざまな容量の商品があります。
次のような人に向いています。
- 本体価格を抑えたい
- 洗濯中心で使いたい
- 乾燥はあまり使わない
- 上から洗濯物を入れる方が使いやすい
- 設置スペースを抑えたい
縦型でも乾燥機能を搭載したモデルがありますが、乾燥方式や乾燥容量は機種によって違います。
乾燥を頻繁に使うなら、洗濯容量だけでなく乾燥容量も確認しましょう。
ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式は、本体前面のドアから洗濯物を出し入れするタイプです。
洗濯から乾燥までまとめて任せたい人に向いています。
次のような人と相性があります。
- 洗濯物を干す時間を減らしたい
- 乾燥を頻繁に使う
- 共働きなどで家事を時短したい
- 雨の日でも乾燥まで終わらせたい
- タオルなどを乾燥まで仕上げたい
一方で、本体が大きい機種も多いため、設置場所や搬入経路をしっかり確認する必要があります。
2.洗濯容量は「人数+まとめ洗い」で考える
洗濯機には、
「洗濯・脱水容量 8kg」
「洗濯・脱水容量 12kg」
などの表示があります。
必要な容量は家族人数だけでなく、洗濯する頻度によって変わります。
毎日洗濯する家庭と、2~3日分をまとめて洗う家庭では、同じ人数でも必要な容量が違います。
大きめ容量が向いている人
次のような場合は、容量に余裕を持たせると便利です。
- 数日分をまとめ洗いする
- バスタオルを多く使う
- シーツや毛布を洗いたい
- 子どもの着替えが多い
- スポーツウェアを頻繁に洗う
- 家族が増える予定がある
容量ぎりぎりで使うより、ある程度余裕がある方が大物洗いにも対応しやすくなります。
ただし、大容量になるほど本体サイズも大きくなる傾向があります。
容量と設置スペースはセットで確認しましょう。
3.乾燥を使うなら「洗濯容量」と「乾燥容量」を別々に見る
洗濯乾燥機を選ぶときに注意したいのが、洗濯容量と乾燥容量は同じとは限らないことです。
例えば、洗濯容量が大きくても、乾燥できる量はそれより少ない機種があります。
「洗濯物を全部入れて、そのまま全部乾燥まで終わらせたい」
という場合は、乾燥容量が普段の洗濯量に足りるか確認しましょう。
乾燥方式も確認する
ドラム式洗濯乾燥機では、乾燥方式にも違いがあります。
代表的なのが、
- ヒートポンプ式
- ヒーター式
などです。
一般的にヒートポンプ式は、比較的低い温度の風を利用して乾燥し、省エネ性を重視した上位機種で採用されています。
ヒーター式はヒーターの熱を利用します。
方式によって、
- 消費電力量
- 乾燥時間
- 衣類への熱のかかり方
- 本体価格
などが異なるため、乾燥を頻繁に使う人ほど確認しておきたいポイントです。
4.設置サイズ・防水パン・ドアの開き方を確認する
洗濯機は、容量や機能だけで選ぶと設置できないことがあります。
購入前に確認したいのは、
- 本体幅
- 本体奥行
- 本体高さ
- 防水パンの内寸
- 排水口の位置
- 蛇口の高さ
- 周囲の必要スペース
です。
特にドラム式は奥行がある機種も多いため、前方のスペースまで確認しましょう。
ドラム式はドアを開けられるか確認
ドラム式には、ドアの開く方向が異なるモデルがあります。
壁、洗面台、収納扉などが近くにある場合は、ドアを最後まで開けられるか確認してください。
本体が設置場所に収まっても、ドアを十分に開けられなければ使いにくくなります。
搬入経路も確認
大型洗濯機では、
- 玄関
- 廊下
- 階段
- エレベーター
- 洗面所の入口
なども確認が必要です。
設置寸法だけでなく、搬入できるかも合わせて確認しましょう。
5.洗剤自動投入やお手入れ機能は使い方に合わせる
最近の洗濯機には、家事を楽にする機能が増えています。
例えば、
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入
- スマートフォン連携
- 自動槽洗浄
- 洗濯槽の清潔機能
- 糸くずフィルターのお手入れ軽減
- 乾燥フィルターのお手入れ軽減
などがあります。
洗剤自動投入
洗剤を毎回量る手間を減らしたい人には便利です。
洗濯物の量などに合わせて自動投入する機種なら、毎日の洗濯を少し簡単にできます。
一方で、本体価格を抑えたい場合は必須機能ではありません。
お手入れのしやすさ
洗濯機は、長く使うほどお手入れのしやすさも重要になります。
特に乾燥機能を頻繁に使う場合は、
- 乾燥フィルター
- 排水フィルター
- ドア周辺
- 洗濯槽
など、どこをどのくらい掃除する必要があるか確認しておきましょう。
6.電気代・水道代も使い方によって変わる
洗濯機では、本体価格だけでなくランニングコストも確認しておきたいところです。
特に、
- 毎日洗濯する
- 乾燥を毎日使う
- 家族が多い
といった家庭では、電気や水の使用量の差も積み重なります。
商品比較では、
- 洗濯時の消費電力量
- 洗濯~乾燥時の消費電力量
- 標準使用水量
などを確認できます。
ただし、カタログ上の数値だけで決める必要はありません。
乾燥をほとんど使わない人と、毎日乾燥まで使う人では、重視すべき性能が違います。
自分の使い方に合わせて比較しましょう。
7.予算は「必要な時短機能」にお金をかける
洗濯機は、シンプルな縦型から高機能なドラム式まで価格差が大きい家電です。
そのため、
「高い洗濯機ほど自分にも合う」
とは限りません。
例えば、
洗濯だけできれば十分
→ シンプルな縦型
乾燥をたまに使う
→ 乾燥機能付き縦型や中価格帯モデル
毎日乾燥まで任せたい
→ ドラム式洗濯乾燥機
家事時間をできるだけ減らしたい
→ 自動投入・スマホ連携・お手入れ軽減機能
というように、自分が必要とする便利さに予算を使うのがおすすめです。
洗濯機選びでありがちな5つの失敗
容量だけで選ぶ
大容量でも、設置場所に入らなければ使えません。
本体サイズ、防水パン、搬入経路も確認しましょう。
洗濯容量だけ見て乾燥容量を確認しない
乾燥容量は洗濯容量より小さい場合があります。
乾燥まで一度に終わらせたいなら、乾燥容量を必ず確認しましょう。
ドラム式のドア方向を確認しない
壁や洗面台に当たり、使いづらくなる場合があります。
設置場所に合った開き方向を選びましょう。
乾燥機能があればどれでも同じだと思う
乾燥方式や容量、消費電力量には違いがあります。
乾燥を頻繁に使うなら、乾燥性能を重点的に比較しましょう。
多機能なら間違いないと思う
使わない機能まで付ければ、その分価格も高くなります。
毎日の生活で使う機能から優先順位を決めましょう。
迷ったら「タイプ → 容量 → 乾燥 → 設置 → 予算」の順で考える
洗濯機選びで迷ったら、次の順番で整理すると選びやすくなります。
- 縦型かドラム式か
- 何人分・何日分を洗うか
- 乾燥をどのくらい使うか
- 設置できるサイズ
- 欲しい便利機能
- お手入れのしやすさ
- 本体予算
最初からメーカー名や機種名を比較するより、自分の生活条件を先に決める方が候補を絞りやすくなります。
自分で比較するのが大変なら7問で診断
「必要な容量や乾燥機能は分かったけれど、結局どの商品が合うのか分からない」
という方のために、ぴったり診断ナビでは洗濯機診断を用意しています。
質問に答えると、家族人数、乾燥、設置性、洗浄力、使いやすさ、予算などから条件に合う洗濯機を相性順に3台表示します。
人気ランキングだけではなく、自分の暮らし方から候補を絞りたい方は利用してみてください。
よくある質問
縦型とドラム式はどちらがおすすめ?
乾燥を頻繁に使うかどうかが大きな判断材料になります。
洗濯中心で本体価格を抑えたいなら縦型、洗濯から乾燥まで任せて家事を時短したいならドラム式が候補になります。
4人家族なら何kg必要?
必要容量は洗濯頻度によって変わります。
毎日洗う家庭より、2~3日分をまとめて洗う家庭の方が大容量向きです。
シーツや毛布なども自宅で洗いたいなら、余裕を持った容量を選びましょう。
ドラム式なら必ず乾燥が得意?
ドラム式は乾燥まで使うことを想定した機種が多いですが、乾燥方式や乾燥容量は商品ごとに違います。
ヒートポンプ式かヒーター式か、何kgまで乾燥できるかを確認しましょう。
防水パンに入れば設置できる?
防水パンだけでは判断できません。
本体の高さ・奥行・蛇口・排水口・周囲のスペース・ドア開閉まで確認してください。
まとめ
洗濯機選びでは、
- 縦型かドラム式か
- 洗濯容量
- 乾燥容量と乾燥方式
- 設置寸法
- お手入れ
- 電気・水道
- 便利機能
- 予算
を順番に整理することが大切です。
最も高性能な洗濯機ではなく、自分が毎日の洗濯で本当に使う機能を備えた商品を選びましょう。
条件を整理しても迷う場合は、洗濯機診断から候補を絞ってみてください。